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仕事を知る

テストエンジニアは、各種システムを開発する際に、完成したプログラムが設計通りに動作するかをテストして評価する仕事です。

SEやプログラマーはシステムを「つくる側」の仕事ですが、これに対してテスト・評価の仕事は、システムを「つかう側」としてシステムや製品を使ってエラーを探ったり、より使いやすくするための意見を伝えることもあります。

パソコンやスマートフォンなどのモバイル端末が急速に普及したことで、数多くのシステム・アプリが生まれている現代社会で、不具合なく使いやすい製品をつくる上でテスト・評価の仕事は不可欠です。高い品質を維持するための役割を担う仕事と言えます。

既に完成しているシステムを効率的に活用するために行う業務で、IT業界にかかわらず幅広い業種・業界で需要があります。また、トラブルがあった際の対応や事前に防ぐためのメンテナンスをする業務でもあります。サーバー操作や、システムの設定変更などエンジニア入門としての経験を積めるお仕事です。

ITやパソコンがなければビジネスが成り立たない現代において、運用管理・保守の仕事は「駅の自動改札機」や「ATM」といった社会インフラを支える縁の下の力持ちの役割を担います。技術の進歩によってシステムの重要性が増したり、仕事のやり方が変わることはあっても、需要自体がなくなることはないと考えられます。

ヘルプデスクは、ユーザーからの電話やメール、FAXでのお問い合わせに対応したり、トラブル時には問題解決を行ったりする仕事です。問い合わせの内容は、パソコンの基本的な設定など簡単なサポートから、業務システムのトラブルシューティングといった高度なサポートまで、幅広い業務を任されることが多い仕事です。

ヘルプデスクは、近年の通信機器やIT関連製品の普及が進む中で、重要度が増している仕事の一つです。知識は就業してから教えてもらえる場合も多く、実務経験がなくてもチャレンジできる仕事は少なくありません。また、対応マニュアルを作成している企業が多く、お問い合わせの多くはマニュアルに沿った対応がほとんどです。